ジュニア・プログラミング検定に合格するには?勉強方法や問題集を紹介

ジュニア・プログラミング検定の受験を考えているものの、「どのように勉強すればいい?」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、子ども向けプログラミング教室を運営するRe:ProSの目線から、ジュニア・プログラミング検定の合格に向けた勉強方法や試験対策を紹介します。

受験する級の選び方・試験対策に役立つ問題集についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

ジュニア・プログラミング検定とは?

ジュニア・プログラミング検定は、サーティファイが主催する、Scratch(スクラッチ)を使ったプログラミングの資格試験です。

知識を問う筆記試験ではなく、問題文の指示に従ってゲームなどの作品を完成させる実技試験で構成されています。

そのため、Scratchの操作スキル以外に、問題文を読み取る力・必要な処理を考えてプログラムを組み立てる力も求められることが特徴です。

Entry(4級)からGold(1級)まで4つの級があり、Scratchの習熟度に合わせて挑戦することができます。

検定に合格すると認定証と合格バッジが発行されるため、日頃のプログラミング学習の成果を目に見える形で残せることも魅力の一つです。

ジュニア・プログラミング検定は何級から受けるべき?

ジュニア・プログラミング検定は、年齢や学年だけでなく、Scratchの習熟度に合わせて受験する級を選ぶことが大切です。

例えば、Scratchを学び始めたばかりの場合は、Entry(4級)から挑戦するとよいでしょう。

Scratchの基本操作に慣れ、条件分岐や繰り返しを使って簡単なゲームを作れる場合は、Bronze(3級)も選択肢になります。

各級で求められるスキルの目安は、以下のとおりです。

級求められるスキルの目安
Entry(4級)条件分岐や繰り返しを使い、1〜2つのスプライトを動かせる
Bronze(3級)条件分岐や繰り返しを使い、少数のスプライトを連動させられる
Silver(2級)複数の条件分岐や入れ子構造を使い、少数のスプライトを連動させられる
Gold(1級)複雑な条件分岐や演算、入れ子構造を組み合わせ、さまざまなスプライトを連動させられる

※上記は目安です。各級の正式な出題範囲は公式サイトをご確認ください。
出典:サーティファイ「ジュニア・プログラミング検定 試験要項」

ただし、Scratchを使ったことがあっても、問題文の指示どおりに作品を完成させることに慣れていない場合があります。

そのため、受験する級に迷ったときは公式サイトで公開されているサンプル問題に挑戦してみるのがおすすめです。

問題を解いてみて、指示された動きを自分で考えて実装できるか・わからないブロックが多すぎないかなどを確認しましょう。

難しいと感じる場合は、基本操作を復習したり、一つ下の級から挑戦したりするのもよい方法です。

ジュニア・プログラミング検定の勉強方法

ジュニア・プログラミング検定に向けた勉強では、実際に問題を解く練習が重要です。

自由にゲームを作るときは、自分の好きな動きやルールを設定できますが、検定では問題文で決められた条件を正確に再現しなければなりません。

そのため、検定の出題傾向を把握し、問題で求められる動きや処理を意識しながら学習を進めることが大切です。

ここでは、合格に向けた3つの勉強方法を紹介します。

Scratchの基本操作を復習する

まずは、Scratchの基本的な操作やブロックの使い方を復習しましょう。

  • スプライトの位置や向きを変更する
  • イベントをきっかけにプログラムを実行する
  • 繰り返しブロックを使って同じ処理を実行する
  • 条件分岐を使って、状況に応じた動きを設定する
  • 複数のスプライトを連動させる

ブロックの名前を覚えるだけでなく、実際に組み合わせて動かしてみることが大切です。

例えば、このようなプログラムを作ってみましょう。

  • 矢印キーを押すとネコが動く
  • 画面の端に触れるとネコが跳ね返る
  • ネコをクリックすると音が鳴る
  • 特定の条件を満たすとスコアが増える
  • 2つのネコが触れると次の動きが始まる

思いどおりに動かない場合は、どのブロックが原因なのかを考えながら修正する練習もおすすめです。

公式サンプル問題に挑戦する

基本操作を理解できたら、ジュニア・プログラミング検定の公式サンプル問題に挑戦してみましょう。

公式サンプル問題:サンプル問題|ジュニア・プログラミング検定 | 資格検定のサーティファイ

サンプル問題を解くときは、次の点を意識してみてください。

  • 問題文を最後まで読み、必要な動きを確認する
  • どのスプライトに、どの処理が必要か考える
  • 完成後は実際に動かし、指示どおりになっているか確認する

特に、複数の条件が含まれる問題では、最初に必要な動きを整理してからプログラムを作成するとよいでしょう。

例えば、問題文に「右向き矢印キーを押すと、キャラクターが右に10歩動く」と書かれていた場合、次のように条件を整理できます。

  • いつ: 右向き矢印キーを押したとき
  • 何を: キャラクターを
  • どのように: 右に10歩動かす

このように問題文を分解すると、必要なブロックや処理を考えやすくなります。

完成後は問題文とプログラムを照らし合わせ、すべての条件を満たしているか確認することも大切です。

決められた条件どおりに作品を完成させることは、難しく感じる場合があります。

最初は時間を気にせず取り組み、慣れてきたら制限時間を意識して挑戦してみてください。

模擬問題を解いて試験に慣れる

試験対策としておすすめなのが、模擬問題を使った練習です。

ジュニア・プログラミング検定には制限時間があるため、問題を解くスピードも意識する必要があります。

例えば、Bronze(3級)の試験時間は40分です。

普段は時間をかければ完成できるプログラムでも、制限時間があると焦ってミスをしたり、思うように作業を進められなかったりすることがあります。

模擬問題に取り組む際は、実際の試験時間を計りながら、問題文の確認〜プログラムの完成・動作確認までを練習してみましょう。

模擬問題を解いたあとに、正解・不正解を確認するだけでなく、なぜ間違えたのかを振り返ることが重要です。

  • 問題文の読み間違い: 指示された条件を見落としていなかったか
  • ブロックの理解不足: 必要なブロックの使い方を理解できていたか
  • 動作確認の不足: プログラムが正しく動くか確認できていたか
  • 時間配分: 一つの処理に時間をかけすぎていなかったか

ブロックの使い方がわからなかった場合は、基本操作に立ち返り、理解を深めましょう。

解説を見ずに自分の力で完成させられるようになることを目標に、繰り返し練習してみてください。

ジュニア・プログラミング検定の模擬問題集の選び方

問題集によって収録内容は異なるため、適切な教材を選ぶことが大切です。

模擬問題集を選ぶときのポイント

ジュニア・プログラミング検定の問題集を選ぶ際は、次の3つのポイントを確認しましょう。

  • 受験する級に対応しているか:Entry(4級)やBronze(3級)など、受験予定の級に合った問題が収録されているか確認しましょう。
  • 実際の試験を想定して練習できるか:問題文の指示に従ってプログラムを作成するなど、検定の出題形式に沿った練習ができるか確認しましょう。
  • 解答・解説が付いているか:間違えた問題を復習できるように、模範解答だけでなく解き方を確認できる教材がおすすめです。

Bronze(3級)の対策にはレクトの模擬問題集もおすすめ

Bronze(3級)の受験を予定している方には、当サイトを運営する株式会社レクトがオリジナルで制作した「ジュニア・プログラミング検定 Bronze(3級)模擬問題集」もチェックしてみてください。

ジュニア・プログラミング検定の出題傾向を分析し、実際の試験を想定した5つの模擬問題を収録しています。

Kindle版と紙書籍版の両方を販売しており、学習スタイルに合わせて選べるのもメリットです。

自宅での学習や受験前の復習に、ぜひご活用ください。

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※本書は株式会社レクトがオリジナルで制作した模擬問題集であり、公式教材ではありません。

ジュニア・プログラミング検定に向けて保護者ができること

ジュニア・プログラミング検定の対策では、保護者がScratchの操作を詳しく理解していなくても、学習をサポートできます。

例えば、子どもが作成したプログラムを一緒に動かしてみたり、問題文の指示どおりに動いているか確認したりすることも、学習の助けになります。

とはいえ、保護者自身がプログラミングに詳しくない場合、「正しくできているのかわからない」「質問されても答えられない」と困ることもあるでしょう。

レクトが制作した「ジュニア・プログラミング検定 Bronze(3級)模擬問題集」では、すべての問題に解説と模範解答が付いているため、保護者も解答を参考に、問題文の指示どおりにできているか一緒に確認できます。

プログラミングの知識に自信がない保護者の方も、こうした教材を活用しながら、お子さまの検定対策をサポートしてみてください。

まとめ

ジュニア・プログラミング検定は、Scratchを使ったプログラミングスキルを確認できる実技試験です。

Entry(4級)からGold(1級)まで4つの級があり、子どもの習熟度に合わせて挑戦できます。

合格を目指すためには、Scratchの基本操作を理解するだけでなく、問題文を読み取り、指定されたプログラムを作成する練習が大切です。

まずは公式サンプル問題に挑戦し、現在の実力を確認してみましょう。

そのうえで、模擬問題を活用しながら苦手な部分を復習することで、より自信を持って試験に臨めるようになります。

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投稿者について

Yokoyama Nana

名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科を卒業後、名古屋のIT企業にて6年間、Webデザイナーとして勤務。現在もWebデザイン業務に従事しています。機能的なデザインを作ること・デザインとコードをつなぐことが得意です!

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