プログラミング教室のフランチャイズ8社を比較!失敗しない選び方も解説

プログラミング教育の市場が拡大する中、多くのこども向けプログラミング教室FC(フランチャイズ)本部がオーナーを募集しています。

どこも似たようなプログラミング教室に見えるかもしれませんが、採用している教材の言語、対象年齢、初期費用、運営を支えるサポート体制など、本部ごとに特徴があります。収益化を目指すためには、シビアな見極めが必要です。

「フランチャイズへの加盟に興味があるけれど、何を基準に選べばいいか分からない」という方に向けて、フランチャイズ選びで失敗しないためのチェックポイントや、各社の特徴を解説します。自分に合う本部を見極めるための材料として、ぜひ参考にしてください。

※「こども向けプログラミング教室」を軸とするフランチャイズの中から選定し、各社の情報はウェブサイト(2026年2月時点)に基づき作成しています。
※情報は、あくまで調査時点のものであり、各社の料金体系やサービス内容は予告なく変更される場合があります。最終的なご判断は、必ず各社へ直接お問い合わせの上、ご自身の責任で行ってください。

プログラミング教室のフランチャイズってどうなの?

プログラミング教育市場は今後も成長が見込まれる分野であり、フランチャイズという仕組みを活用すれば、未経験からでも比較的リスクを抑えて開業することができます。

期待した収益を出すために、どの本部と契約するのかを慎重に見極めることが大切です。

市場は拡大傾向にある

2020年の小学校でのプログラミング必修化、2025年度からの大学入学共通テストへの「情報」科目導入により、プログラミング教育への関心は年々高まっています。市場には追い風が吹いており、開業を検討するなら良いタイミングと言えるでしょう。

こうした需要の高まりを受けてこども向けプログラミング教室のFC本部も増加しており、選択肢が広がっています。

独立開業とフランチャイズはどちらがよい?

自分でプログラミング教室を開業するのではなくフランチャイズに加盟する最大のメリットは、ゼロから試行錯誤する時間をショートカットできることです。具体的には下記のような利点があります。

  • 教材やカリキュラムがすでに完成しているため、未経験からでも指導を始めやすい
  • 集客ノウハウやブランド力により、開業直後から生徒を集めやすい
  • 本部による研修や運営サポートを受けられるため、経営の不安を減らせる

一方で、フランチャイズにはロイヤリティというコストが発生し続けることや、本部の方針によって教室運営の自由度が制限されることもある点は押さえておく必要があります。

独立開業なら得られる裁量の大きさを、フランチャイズでは一部手放すことになるというトレードオフを理解した上で検討しましょう。リスクを下げることを重視したい方には、フランチャイズがおすすめです。

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フランチャイズ選びで失敗しないためのポイント6つ

数あるフランチャイズの中から自分に合う本部を選ぶには、下記のポイントで比較検討することが大切です。

それぞれについて見ていきましょう。

初期費用とロイヤリティの体系

初期費用は数十万円〜150万円以上と、本部によって大きな差があります。ただし「初期費用の安さ」だけで選ぶと生徒数が増えたあとに損をする場合があるため注意が必要です。

継続して発生するロイヤリティには下記のようなパターンがあるので、必ず詳細を確認しましょう。

  • 生徒一人あたりの固定額を支払うタイプ
  • 売上の一定割合を支払う変動制タイプ
  • 教室あたりの月額固定費を支払うタイプ

たとえば売上の30%を支払う変動制ロイヤリティの場合、生徒が増えて売上が伸びるほど本部への支払いも比例して増えるため、生徒数が増えても利益率は一定のままです。一方、月額固定費型のロイヤリティであれば、生徒数が増えるほどオーナー側の利益率は上がります。

判断材料として、開業1年目・3年目それぞれの想定生徒数で「自分の手取り」がいくらになるかを、初期費用・ロイヤリティ・想定される授業料収入から実際に試算してみることをおすすめします。本部への問い合わせ時に、想定生徒数ごとの収支シミュレーション資料を求めるのもよいでしょう。

指導言語やカリキュラムの内容

プログラミング未経験の場合は特に、指導言語やカリキュラムの内容を確認しましょう。フランチャイズによって、扱うプログラミング言語の幅は大きく異なります。

  • ScratchやScratchJrなど、ビジュアルプログラミングのみを扱う教室
  • Python・JavaScript・C#など、テキストコーディングまでカバーする教室

たとえばScratchのみを扱う教室であれば、プログラミング未経験でも指導マニュアルに沿って授業を進められるケースが多い一方、テキストコーディングまで扱う場合は運営の難易度が上がります。

未経験者にとっては特に、本部による研修の内容や、開業後に講師向けの継続的なフォローアップがあるかどうかが重要な判断材料になります。カリキュラムの内容や、本部によるサポートの有無を契約前に必ず確認しましょう。

対象年齢とターゲット層の広さ

対象年齢の幅も本部によって様々で、幼児から高校生まで幅広く対応する教室もあれば、小学生に絞った教室もあります。対象年齢が広いほど一人の生徒が長く通い続けやすくなり、生徒の定着率や生涯単価にも影響します。

判断のポイントは、自分が開業を予定しているエリアの子育て世帯の年齢構成と、教室の対象年齢がマッチしているかです。

たとえば、ファミリー層が多い新興住宅地であれば対象年齢が広い教室、進学塾が多いエリアであれば受験対策も見据えた小中学生向けの教室など、立地とターゲット層の相性を先に考えてから本部を絞り込むと、ミスマッチを防ぎやすくなります

契約期間・自動更新の条件

契約期間は6ヶ月〜3年程度まで本部によって差があり、自動更新の有無や更新料の要否も確認しておきたいポイントです。契約期間が短いほど、万が一運営がうまくいかなかった場合に撤退を考えやすいというメリットがあります。

また、契約期間の長さだけでなく、途中解約時の違約金の有無・金額まで必ず確認しましょう。途中解約に高額な違約金が設定されているケースもあります。

契約期間が長くても、違約金なしで解約できる本部であれば実質的なリスクは小さいと言えるでしょう。解約に関する取り決めは、加盟前に細部まで確認することをおすすめします。

開業前後のサポート体制

サポートの手厚さも本部によって大きく異なるため、必ずチェックしましょう。本部からの代表的なサポート内容には以下のようなものがあります。

  • 開講前の研修プログラム
  • 集客支援(チラシ・Web販促など)
  • 生徒管理システムの提供
  • 月謝の集金代行
  • 開業後の定期訪問・フォロー

サポートを比較する際は、「何がある・ない」ではなく「どこまでを自分がやり、どこからを本部に任せられるか」で線引きするのがポイントです。

たとえば集金代行がなければ未収金の督促は自分の仕事になりますし、集客支援がチラシ配布のみであればWeb広告の運用は自分で担う必要があります。

特に未経験から開業する場合は「本部が担わない業務」を洗い出し、自分で対応できるかを事前にシミュレーションしておくと、開業後のギャップを防げます。

自分の運営スタイルとの相性

教室の運営を週1日・副業から始めたいのか、専業として複数教室の展開を目指すのかによっても、適した本部は変わります。

判断の軸として、「必要な稼働日数・時間」「求められる教室スペースの規模」「本業や家庭との両立のしやすさ」の3つを本部ごとに比較するとミスマッチを防ぎやすくなります。

たとえば週1日からの開校が可能な本部であれば副業でのスタートも検討できますし、週当複数日の稼働が前提の本部であれば、専業での運営や、将来的な多店舗展開を見据えた事業計画と相性が良いといえます。

以上で解説した選び方を念頭に置いて、プログラミング教室のフランチャイズ本部を比較していきましょう。

【徹底比較】プログラミング教室フランチャイズ8社一覧

教室名 初期費用 ロイヤリティ 指導言語 対象年齢 契約期間 授業回数
Kidsプログラミングラボ 50万円~
(税表記なし)
生徒一人あたり1,650円~
(税表記なし)
ScratchJr、Scratch、Python、HTML/JavaScript/CSS、C# 幼児〜高校生 不明 月2回〜
CodeCampKIDS 40万円
(税抜)
1教室の月額利用料
固定5万円(税抜)
ScratchJr、Scratch、Unity、C# など 小学生~中学生 2年間
※以降2年毎の自動更新
不明
ヒューマンアカデミージュニア 0円 受講料の25%〜40%
(コンテンツ、在籍数による変動制ロイヤリティ)
Scratch、 Python、JavaScript、Minecraft 小学1年生〜 2年間
※以降自動更新(更新料なし)
月2回もしくは4回
エドモンド 100万円
(税抜)
生徒一人あたり
1,800円(税抜)
ビジュアルプログラミング〜テキストプログラミングまで 小学生〜中学生 3年
※以降自動更新
週2日〜
HALLO 約85万円
(税表記なし)
固定費
+レッスン料等にかかるロイヤルティ・教材費
日本語を用いた簡単なプログラミング、Python 6歳~高校生 不明 不明
ロボ団 150万円〜
(税表記なし)
基準月謝×10%+システム使用料1,500円×生徒数+予約システム使用料7,200円
(すべて月額・税表記なし)
Scratch、Python 年長〜 不明 不明
バレッドキッズ 14.3万円
(税込)
売上高 20%~40%
+システム使用料3,300円(税込)
Scratch、HTML、CSS、Java、Python 幼児〜高校生 不明 週1回 1日3~4時間から
Re:ProS 30万円
(税抜)
1教室の月額利用料
固定1万円(税抜)
Scratch 小学生〜高校生 6ヶ月
※以降自動更新
制限なし

各フランチャイズの特徴を深掘り

Kidsプログラミングラボ

出典元:子ども向けのプログラミング教室(スクール)|Kidsプログラミングラボ
初期費用 50万円~(税表記なし)
ロイヤリティ 生徒一人あたり1,650円~(税表記なし)
指導言語 ScratchJr、Scratch、Python、HTML/JavaScript/CSS、C#
対象年齢 幼児〜高校生
契約期間 不明
授業回数 月2回〜
サポート
  • 講師研修
  • 運営管理
  • 生徒管理
  • 集客(チラシ・Web)
URL

ポイント

  • 自立学習スタイルの塾を40年以上運営するノウハウを活かした、5歳から高校生までを対象とするプログラミング教室です。
  • 最長12年間の長期カリキュラムが特徴です。一度入会した生徒が長く通い続ける仕組みが整っており、安定性の高いモデルといえます。
  • 講師研修だけでなく、運営管理、生徒管理、集客まで、サポートも充実しています。

CodeCampKIDS

出典元:CodeCampKIDS – 小学生・中学生のためのプログラミングスクール
初期費用 40万円(税抜)
ロイヤリティ 1教室の月額利用料(固定) 5万円(税抜)
指導言語 ScratchJr、Scratch、Unity、C# など
対象年齢 小学生~中学生
契約期間 2年間(以降2年毎の自動更新)
授業回数 不明
サポート
  • 開校前の研修
  • 集客の販促素材・データ提供
  • 受講生管理システム
URL

ポイント

  • 東証プライム上場のフューチャー株式会社グループ、コードキャンプ株式会社が展開するフランチャイズです。
  • ロイヤリティは売上の%ではなく月額固定なので、生徒数が増えれば増えるほど利益率が向上する、オーナーに有利な料金体系です。
  • 教室名や授業スタイル・受講料などを、地域や運営形態などに応じて変更できる、自由度の高さも特徴です。

ヒューマンアカデミージュニア

出典元:こどもプログラミング教室|ヒューマンアカデミージュニア
初期費用 0円
ロイヤリティ 受講料25%〜40%(コンテンツ、在籍数による変動制ロイヤリティ)
指導言語 Scratch、 Python、JavaScript、Minecraft
対象年齢 小学1年生〜
契約期間 2年間 以降自動更新(更新料なし)
授業回数 月2回もしくは4回
サポート
  • 専任アドバイザー
  • 生徒募集ツール
  • 生徒情報管理システム
  • 開講前研修
  • 授業研修
  • キャンペーン・イベント実施
  • 担当者の教室訪問
URL

ポイント

  • 全国に2,000以上の教室を展開する、児童向け教育のメガフランチャイズです。
  • ScratchやMinecraftを使ったゲーム作りだけでなく、PythonやJavaScriptなど高度なプログラミングのコースも用意されています。
  • プログラミングだけでなく、ロボット教室や科学教室など同じスキームで複数のコンテンツがあるため、地域のニーズに合わせて教室の幅を広げられる点がポイントです。

エドモンド

出典元:マイクラ×プログラミング教室 | エドモンドプログラミングスクール
初期費用 100万円(税抜)
ロイヤリティ 生徒一人あたり 1,800円(税抜)
指導言語 ビジュアルプログラミング〜テキストプログラミングまで
対象年齢 小学生〜中学生
契約期間 3年 ※以降自動更新
授業回数 週2日〜
サポート
  • 開講前研修
URL

ポイント

  • 世界的に人気のゲーム「Minecraft(マインクラフト)」を教材の主軸に据えています。
  • 研修プログラムではプログラミング基礎から、マインクラフトを使用した実践的な指導法までサポートがあるようです。
  • 週2日(土日)の稼働でも、生徒数50名で年収400万円を目指せるなど、スモールビジネスとしての効率を追求しています。

HALLO

出典元:子ども向けプログラミング教室|年長・小学生・中学生向けプログラミング教育HALLO
初期費用 約85万円(税表記なし)
ロイヤリティ 固定費+レッスン料等にかかるロイヤルティ・教材費
指導言語 日本語を用いた簡単なプログラミング、Python
対象年齢 6歳~高校生
契約期間 不明
授業回数 不明
サポート
  • 開講前研修(12日間)
  • マーケティング支援
  • 経営指導
  • 各種パートナー会
URL

ポイント

  • 運営は「やる気スイッチグループ」と、AI開発の「Preferred Networks」による合弁会社、YPスイッチが行っています。
  • 「Playgram」というビジュアル言語とテキストコーディングの中間機能を持った教材を使うのが特徴です。
  • 専任スーパーバイザーによる定期訪問など、開業後のフォロー体制も充実しています。

ロボ団

出典元:子どものためのロボットプログラミング教室 ロボ団
初期費用 150万円〜(税表記なし)
ロイヤリティ 基準月謝×10%+システム使用料1,500円×生徒数+予約システム使用料7,200円
(すべて月額・税表記なし)
指導言語 Scratch、Python
対象年齢 年長〜
契約期間 不明
授業回数 不明
サポート
  • 店舗取得
  • 店舗設計
  • 採用支援、研修
  • 集客
  • 本部スタッフとの体験会
URL

ポイント

  • 家電量販店エディオンの子会社が運営する、ロボットプログラミング教室です。
  • 自社の空き部屋や使っていない会議室などを活用する自社スペース活用モデル、テナントを借りて教室を作るテナントモデルだけではなく、エディオン内で開校するエディオンモデルが特徴的です。

バレッドキッズ

出典元:バレッドキッズ|子ども向けパソコン教室 ICT・プログラミング教室
初期費用 14.3万円(税込)
ロイヤリティ 売上高 20%~40%+システム使用料 3,300円(税込)
指導言語 Scratch、HTML、CSS、Java、Python
対象年齢 幼児〜高校生
契約期間 不明
授業回数 週1回 1日3~4時間から
サポート
  • 開講前研修
  • 会員募集チラシ10,000枚無料支給
  • 月謝集金代行システム
  • 集客支援
  • 開校後フォロー
URL

ポイント

  • 週1日・1日3〜4時間からの開校が可能なため、本業や家事・育児と無理なく両立できる点が大きな魅力です。
  • 月謝の集金代行や未収金の督促まで本部が担当してくれるため、オーナーは教えることに専念できる環境が整っています。
  • 開校から3ヶ月間はロイヤリティ免除、チラシ10,000枚の無料支給など、立ち上げ期の支援が手厚いのもポイントです。

Re:ProS

出典元:豊川市でプログラミングを学ぶならRe:ProS
初期費用 30万円(税抜)
ロイヤリティ 1教室の月額利用料(固定)1万円(税抜)
指導言語 Scratch
対象年齢 小学生〜高校生
契約期間 6ヶ月 ※以降自動更新
授業回数 制限なし
サポート
  • 教材、指導マニュアルあり
  • 教材に関するトラブル・システム上の疑問サポート
URL

ポイント

  • 扱う教材がScratchのみなので、プログラミング未経験の方でもスムーズに開校準備を進められるのが魅力です。
  • 加盟金が30万円(税抜)、ロイヤリティは生徒数や売上に関わらず月額固定1万円(税抜)と低価格。
  • 契約期間も最低6ヶ月からと短く、万が一の撤退リスクも最小限に抑えているのがポイントです。

まとめ

プログラミング教育市場は、2020年に小学校でのプログラミング必修化・2025年度からの大学入学共通テストへ「情報」科目導入の流れを受け、今後も成長が期待される分野です。

未経験からのスタートであっても、フランチャイズの仕組みを活用すれば、長年蓄積された教育ノウハウや強力な集客ツールをすぐに手にすることができます。

ゼロから独自で試行錯誤する時間をショートカットし、最短ルートで安定経営を目指せるのは、フランチャイズ加盟ならではの大きなメリットです。

自分にマッチする本部を見つけ、ぜひプログラミング教室の開校を検討してみてください。

投稿者について

Yokoyama Nana

名古屋学芸大学 メディア造形学部 デザイン学科を卒業後、名古屋のIT企業にて6年間、Webデザイナーとして勤務。現在もWebデザイン業務に従事しています。機能的なデザインを作ること・デザインとコードをつなぐことが得意です!

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